大人バレエのストレッチと先生への質問の仕方

質問
家の事情でバレエを子供時代にできなかったのですが、大人になって始めました。 いま40歳そこそこですが、太ももの付け根が開かずアンデオール(※1)できません。 (※1 アンデオール:脚を外側に開く事) 他の大人バレエの人は整体にも行ってるそうです。 そこまでのゆとりのない環境で自力でどうにかしたいのですが、バレエのストレッチなど教えてください。 外股の足先にもならない悩みがあり、外向きには90度しかまだ開きません。 それでも進化してるほうです。 外向きの足先の角度は120度以上を要求されますが、どうしたらできるようになりますか? 三十人くらいで習ってるので、先生に質問できません。 質問の仕方を教えてほしいです。 言われてすぐに直せないのに質問したら迷惑がかかります。 週に一度団体レッスンで1年くらいの暦です。 トータルでは二、三年弱。ペンネーム:ラララン様
回答メッセージ
◎体で表しましょう!

ペンネーム:ちゃぼ様
◎注意してもらいやすい雰囲気を自分で作る
私も子どもの頃、バレエより役に立つ、そろばんや習字を習いなさいという親の方針で、レッスンに通わせてもらえなかったので、ラララン様にとても親近感を覚えます。 今40代後半で、習い始めて5年になります。 進歩が遅く、悲しくなりますがそれでも好きなことができて幸せ、という気持ちと、もっと年齢が高くても踊っている仲間の存在に励まされ続けています。 大きなお教室で習っていらっしゃるとのこと。 質問しづらいのはよくわかります。 私は、1年前からアメリカに移住したので、ラララン様と同じく、「言われてもすぐ直せないのに」という気持ちと、英語での質問が先生に通じるかという不安とで遠慮しがちになっています。 ひとつ心がけていることは、先生に注意してもらいやすい雰囲気を自分で作ることです。 先生がお手本を示されているときは、食い入るように見ますし、先生がお話されれば、必ず先生の目を見て、先生が他の生徒さんを注意されているときは、自分に注意して頂いたように真剣に聞いて、取り入れようと努力します。 また、つい緊張してこわばった顔になりますが、できるだけ笑顔で、楽しく踊るようにしていたら最初はなにも注意してくださらなかった先生が最近はすこしずつ気にかけてくださるようになりました。 けがに気をつけて、お互いにがんばりましょうね。ペンネーム:あひるの湖様
◎エクササイズや毎日のレッスンで諦めないで!
私も12年以上バレエをやってますが、完全に股関節がアンデオールできません。 しかしラララン様は2、3年で90度まで外向きに開いてなおかつ進化しているとのこと。 これからまだ上達する見込みは十分あります。 120度以上を要求されるとのことですが、身体を反って立って(腰が引けて)たくさんアンデオールしてもそれはバレエの正しい姿勢とはいえません。 ラララン様が背骨を真っ直ぐにし、なおかつ胃を出さない姿勢で股関節から外旋できるのが90度までならその状態でバーレッスンを行ってください。 ただし、プリエのときはしっかり脚の角度と膝の向きを合わせましょう。 アンデオールのエクササイズとして床にうつ伏せになって手をついて少し身体を起こし、床の力を使って2番グランプリエ(※2)の上体を保つストレッチを行うと股関節が開きます。 (※2 グランプリエ:大きく膝を曲げる事) その状態から股関節は開いたまま脚のかかととかかとを合わせ、1番のグランプリエの形にします。 1番グランプリエの形にして床に膝や太ももを付けてると自然と足先が上がってきてしまうと思います。 その足先を誰かに押してもらい、ギクッと痛くならない程度に毎日行うとバーのグランプリエの脚が開き、アンデオールもかかってきます。 一人で質問するのが苦手でしたら、同じ悩みを持っている人と相談し、何人かでかたまって先生に相談するのはどうでしょう。 私も先生に言われてすぐに直すことができないタイプです。 なので週に2回近所の公民館で自主練習をしています。 しかし近所に安く使える練習場がなかったり整体に通えなくてもレッスンで先生に注意されたことやその日行ったレッスン内容をノートに書き留め、お家の空いたスペースでのイメージトレーニングでも効果はあります。 毎回のレッスンで少しずつでも上達していく姿がわかれば先生も迷惑だなんて思いませんよ。 あとバレエで大切な強い体幹を手に入れるため、毎日腹筋と背筋を10回ずつでいいので行いましょう。 体幹が鍛えられれば身体が引き上がり、それによって骨盤と脚の骨の間の関節に隙間ができ、アンデオールしやすくなると バレエの先生は言っています。 あきらめずにレッスン、ストレッチを続けてください。ペンネーム:ようこそモモ様