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バレエで肘が下がるのを防ぐには?

大人のバレエ 2016.07.15

目次

質問

大人からバレエを始めています。 振付を追いかけるのに必死になると、はじめは気をつけているのですが段々足の動きに気を取られているうちに腕のひじが下がってしまい毎回先生から注意を受けてしまいます。 気にしていないわけではないので、どうしたらいいのか悩んでいます。 アドバイスあればお願いします。

ペンネーム:たむちゃん様


回答メッセージ

エクササイズとイメージ!

私もどんなに気を付けても腕のラインは先生から注意されます。 足の動きや順番を考えてると次第に手への意識が弱くなりだんだん肘が下がってしまいますよね。 まずレッスン以外で自分のアームスを確認してみましょう。 指先と肩には力を入れず、肩から水を流したらきれいに腕を伝って流れるイメージで腕を保ちます。 一番のポイントは腕は背中の肩甲骨部分からはえているイメージを持つことですね。 腕だけで保とうとすると二の腕が疲れて下がってきてしまいます。 天使の羽をはばたかせるイメージでそのまま手を上下にバサバサと白鳥の真似をしてみてください。 肩甲骨から動かすと背中が鍛えられますので、このエクササイズを行うときれいなポールドブラ(※1)ができるようになります。 (※1 ポールドブラ:手の動き) あとはレッスンしていくうちに腕を保つ筋力は少しずつでも養われていきます。 たむちゃん様が腕に対して気を使っているならなおさらです。 先生から毎回注意を受けているとのこと、バレエは何年やっても必ず毎回注意は受けるものです。 人それぞれクセなどがありますし、何年もレッスンして身体に動きを覚えさせるものなのです。 注意を受けるのは先生がたむちゃん様を気にかけてくださってる証拠、あきらめず根気よくレッスンを続けてください。

ペンネーム:Independence Day様


意識を高める♪

私は、レッスンが終わった後に必ず先生から注意された事をメモしておいてレッスン前に確認しています。 それだけで心にゆとりが出来ると思います。 肘が下がってしまい私もよく注意されますが、バーレッスンの時に肘を下げないように気をつける事でセンターレッスンでも自然と出来るようになりました。

ペンネーム: ポプリ様


脇の下に空間をつくる

バレエの先生から何度か注意されたことがあります。 「脇の下に空間をつくる事が大切」と言われました。 たむちゃんさんもそこを意識してレッスンしてみて下さい。

ペンネーム: なな様


バレエスタッフからのコメント

大人からバレエを始める方にとって足のポジションや手の動かし方など覚える事が沢山ありますが、一番大切なのは基礎のトレーニングですよね。 一般的に、基礎のトレーニングでよく注意される事は今回も質問があった「肘の位置」ではないでしょうか? レッスンに集中しているとつい忘れがちになってしまいますよね。 肘が下がってしまう時は原因の一つに正しい筋肉が使えていない事が考えられます。 今回は、肘をキープするために必要な筋肉の位置を簡単に確認する方法をお伝えします。 (1)胸の高さの位置に手が置ける台や テーブルの前に立ち両手をのせたら実際に アン・ナバン(※2)のポーズをしてみましょう。 (※2 アン・ナバン:両肘を曲げ、前の方へ置いたポジション) (2)その後肘を上下に動かしてみて下さい。 すると肘を保つための筋肉の位置がわかると思います。 筋肉の位置を把握する事でより効果的にレッスンする事が可能です。 基礎のトレーニングは自宅でも簡単に行う事が出来ます。 鏡を見ながらゆっくり復習してみて下さいね。 何度も繰り返し練習すれば自然と身につくと思います。

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