バレエ作品でお勧めやお気に入りのものは?
はじめて、娘とバレエ公演を見に行こうと思っています。
小学2年生の娘が観ても分かりやすく、喜んでくれそうな、お勧めの作品や、お気に入りの作品を教えて下さい。
ペンネーム・アイビー様
目次
回答メッセージ
●なんといっても「くるみ割り人形」です!!
小学2年生のお嬢さんが観ても分かりやすく、喜べる作品なら何と言っても「くるみ割り人形」です! 三大バレエの中の一つであり、メルヘンチックで、ファンタジーにあふれ、しかも三大バレエの中で一番上映時間が短かく、子供が観ても分かりやすく、楽しめるシーンがたくさんあります。 一幕:クリスマスパーティーのシーンから始まります。 人形使いのドロッセルマイヤーが子供達を集めていろいろな人形を出してプレゼントします。 最後にドロッセルマイヤーは 「くるみ割り人形」を出しますが、醜い顔のくるみ割り人形を他の子供たちは嫌います。 しかしクララはとても気に入り、喜んでいると、その姿を見た、弟のフランツがクララからくるみ割り人形を奪おうとして 取り合いとなり、人形が壊れてしまいました。 パーティがお開きになった夜更け、クララは壊れた人形を心配して居間へ見に行くと、クリスマス・ツリーがどんどん大きくなって、ねずみの大軍とくるみ割り人形の率いる鉛の兵隊が戦いはじめました。 くるみ割り人形がねずみに襲われ、危機一髪の時、クララがスリッパを大ねずみに投げ、くるみ割り人形を助けます。 戦いが終わり、ねずみ軍が引き上げると、くるみ割り人形は王子様に変身し、助けてくれたお礼にクララをおとぎの国に連れていきます。 その途中で、雪の女王たちと出会います。 二幕:おとぎの国ではクララを歓迎して祝宴となり、色々な国の踊りが踊られます。 アラビアはコーヒーの踊り、スペインはチョコレートの踊り、中国はお茶の踊り、そしてロシアの踊り、最後に金平糖の精と王子による。グラン・パ・ド・ドゥ(男女2人の踊り手によって展開される踊り)が踊られます。 (こんぺい糖の精がクララだったりする場合もあります。) その後、クララは目が覚めて、おとぎの国の祝宴はすべて夢だったというお話です。 私は、二幕の花のワルツから最後の金平糖の精と王子のグラン・パ・ド・ドゥまでが大好きです。 音楽を聴いているだけでも、ワクワクしてしまうぐらいです。 ただ、「くるみ割り人形」は年末に公演されるので、今すぐでしたら、DVDで観られることをお勧めします。 個人的には吉田都さん(国際的に活躍する日本人バレリーナ)の金平糖の精がお勧めです!!ペンネーム・あい様
●眠れる森の美女がお勧めです。
「眠れる森の美女」は童話でお子さん達にも馴染みのある作品なので、楽しく分かりやすく観覧出来ると思います。 音楽も聴いたことのある曲で、誰でも楽しめるのではないでしょうか。 特に最後の王子様とオーロラ姫の結婚式の場面では、様々なおとぎ話の主人公達(赤ずきん、青い鳥、長靴を履いた猫と白い猫、シンデレラ)がお祝いに駆けつけ、踊るので、子供うけも良く、見応えがあってお勧めですよ。 全幕を観るには大変長くて、小さなお子さんにはきついかもしれませんが、子供用に1時間30分程に短縮されて公演を行っているのもありますよ。ペンネーム・オーロラ様