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バレエコラム 親子4人でバレエ発表会までの道のり!~第1幕~

バレエコラム 子供のバレエ 大人のバレエ バレエの発表会 2022.11.21

こんにちは。バレエスタッフのあずママです。

このコラムでは、私たちが通っているバレエ教室の発表会に、親子4人(長女、次女、三女、私)で出演するまでを、リアルに書きたいと思います。

前回は、自己紹介と発表会のお知らせのお手紙をいただくまでを書きました。

今回は、いよいよ発表会に向けてスタートです!

私たちが通っているのは、生徒が十数人のこぢんまりとした、まだ新しいお教室。

子供たちは、学年でクラスが分かれていて、3歳から就学前の子のクラス(4歳の三女)、小学1年生から2年生のクラス、小学3年生から4年生のクラス(小4の次女)、小学5年生から中学生のクラス(中2の長女)があります。

大人は、バレエを1から教えてもらえる初心者クラスと、バレエ経験者でもやりごたえたっぷりの中級から上級者向きのクラスがあります。子供のころからバレエを長年してきた私は、中級から上級者向きのクラスに通っています。

どのクラスも、多くて5人程度なので、みっちりと元バレエダンサーの先生に見てもらえます。少人数のいいところですよね。

そんなお教室での、年に1回の発表会。日頃のレッスンの成果を見せるときです!

私たちのお教室の発表会は、個別の踊りを順番に披露するものと、何人かのグループ踊るもので構成されています。子供たちは基本的に全員参加し、1人2つの作品に出演します。

「今回はどんな衣装で、どんなものを躍らせてもらえるのだろう?」と、毎年親子でワクワクします!

子供たちの出演する作品は、先生から発表されます。ですが今回は、長女と次女のクラスの子たちの個別の踊りは、それぞれに踊りたいバリエーションの希望を聞いてくださることになったのです。

バレエにおいて、バリエーションとは、主役級の人が一人で踊ることをいいます。ちょっと一人前のバレリーナになった気分ですね。

次女は昨年からバレエ動画で見て、ひとめぼれをしたバリエーションがありました。家でマネをして踊っていたのですが、それが今回ついに、本当の舞台で踊れることに!バレエをやっていて、こんなに嬉しいことはないでしょう。

そして、長女と次女のもう一つのグループで踊る作品は、小学校中学年から中学生クラスの6人で踊る、5つのパートで構成された華やかなものです。

さて、それぞれに踊る作品が決まったら、あとは練習するのみです!

長女と次女は、週に3回お教室に通っています。その普段のレッスンが終わった後も居残って、踊りの自主練習をしていたので、遅くなることがよくありました。

トゥシューズを履いていて、足の指が痛くなることも、しょっちゅう・・・。それでも、テーピングをしながら、ちょっとガマン。そうして、長女と次女は練習に励んでいきました。

一方で今回が初舞台となる三女は、一つ上のクラスのお姉さんたちと一緒に踊る作品と、同じクラスの子と2人で踊る、ねこちゃんの踊りの2つに出演することになりました。

同じクラスの子と2人で!?
ただでさえ、発表会に出演できると決まった時も大丈夫だろうかと思っていたのに・・・リードしてくれるお姉さんはいないのに、2人で踊れるのかな?なんて思ってしまいました。

そんな心配をしていた私は、三女のレッスンの様子が気になりました。レッスンは見学することができないので、窓から少し覗いて見ちゃいました。

すると三女は、正面の鏡越しに一つ上のクラスのお姉さんの動きを、ガン見しながら全然違う動きを・・・。さらに、2人で踊る、ねこちゃんの踊りにいたっては、お気に入りの動きしかやっていません・・・。なんてこった!

「ちゃんと、覚えなさい!」と言いたいところですが、せっかく楽しんでいるバレエが嫌いになってほしくないので、心を広くして見守ることにしました。

三女は、ねこちゃんの踊りが大のお気に入りです。家でも、やって見せてくれるのですが、振り付けがちゃんと覚えていないので、お気に入りの部分だけしかできません。

そこで次女は、三女に「それの次は、こうやるんだよ」と教えて、一緒に踊りの練習をしてくれました。次女は、三女たちのすぐ後のレッスンなので、三女の踊りの振り付けを覚えていたのです。姉妹でやっている姿を見て、ほほえましくなりました。

そして、子供たちより1か月後に始まった、大人クラスの発表会出演者の練習。「ママはどんなの踊るの?」子供たちもワクワク!それは次回書いていきますね。お楽しみに!

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