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ロンドンバレエ生活体験記part8♪

バレエコラム 子供のバレエ 2022.08.23

こんにちは。
イーバレリーナバレエスタッフのMikaと申します。

今回はロンドンのお得な夏のイベント、「キッズ・ウィーク」についてお話しをさせて頂きます。

ロンドンには、ニューヨークのブロードウェイと並ぶ、世界的に有名な劇場街「ウエストエンド」と呼ばれる地区があります。
年間を通して、様々な舞台鑑賞ができるのは、もちろんですが、街を見上げると、沢山のミュージカルの看板があり、駅の改札もライオンキング一色の世界になっていたりします。

ですから、劇場に行かずとも、「ウエストエンド」地区は、足を運ぶだけで、大人の私も、毎回わくわくする場所でした。

そして、ロンドンでは、毎年8月に「キッズ・ウィーク」というイベントがあります。
このイベントは、「キッズ・ウィーク」対象作品の大人チケットを1枚購入すると、16歳以下のこどもは1人無料(こども2人目以降は皆半額)になる、夏の大変お得なイベントです。

対象作品は、こどもが向けミュージカル作品が主流かと思いましたが、大人にも人気の「ライオンキング」や「アラジン」、「オペラ座の怪人」等のロングランミュージカルも含まれており、バレエもありました。

「キッズ・ウィーク」の販売チケットは枚数限定ですので、人気の演目は、すぐに完売してしまうのも、納得です。
そして、この「キッズ・ウィーク」のおかげで、ロンドンのこども達は、色んな舞台を楽しむ機会が増えているように思います。

我が家も「キッズ・ウィーク」を利用して、とある海外バレエ団の「白鳥の湖」を観に行きました。
上演された劇場は、「ロンドンコロシアム」という、ロンドン最大級の座席数をもつ由緒ある劇場でした。イングリッシュ・ナショナル・オペラの本拠地として知られています。

豪奢な劇場でしたが、座席に着くと、周りは幼稚園や小学生低学年くらいのこどもを連れた親子だらけで、雰囲気はとてもラフでした。観客の服装もTシャツの人もいました。
「キッズ・ウィーク」でチケットを購入した人達は、同じエリアに集められたようです。

また、鑑賞中はお菓子を食べている子や、途中で音楽に乗って踊りだす子もいました。
そのエリアだけは、カオス状態とでも表現しましょうか。(笑)

『お行儀よく座っていなければいけない。』という、バレエ鑑賞の概念が覆った瞬間でもありました。
ですが、本来、幼いこどもにそれを強要するのは難しく、そのため、こどもがバレエを観る機会は少なくなるようにも思います。

おそらく、「キッズ・ウィーク」ならではの、光景かと推測しますが、こども達の年代に合わせて、自由な発想でバレエを楽しめる環境があるのは、悪くはないと思いました。

とはいえ、バレエ好きな私としては、落ち着いて作品を観たいのが本音でもあるので、 幼いこども達と一緒にバレエ鑑賞を楽しむことは、やはり、難しいことなのかもしれません。

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