ロンドンバレエ生活体験記Part2♪
こんにちは。
イーバレリーナバレエスタッフのMikaと申します。
今回は娘がロンドンのバレエ教室で、発表会に参加した時のお話をさせていただきます。
最初に体験レッスンをしたお教室にあっさりと入会した我が娘ですが、入会早々に発表会のお知らせがきました。
はじめに、当時小学校2年生の娘がお世話になったバレエ教室について、お話しさせていただきます。
貴重な経験になるので、二つ返事で参加表明しましたが、もちろん不安もありました。 それは言葉の壁。そして発表会の日程が約2か月後と差し迫っていることでした。 ことに。
私の経験上、発表会の約1年前から少しずつ準備がはじまり、2か月前といえば、親子共にあわただしい時期にさしかかります。
そう、バレエの発表会までの道のりは意外と長い。(笑)
お教室によっても違うと思いますが、出演する子供達だけでなく、親も事前準備や当日のお手伝いなどやる事がたくさんあり、事前に何度も話し合うなどして忙しいのです。
典型的な日本人の私は、頼まれたら「Yes」としか言えず、自分の首を絞める事は容易に想像できました。
けれど、結論から言うと、親の出番はないに等しく、当日までに私がしたことは、参加費の振込みと入場チケットの購入。
あとは先生から「何を踊るかは、当日のサプライズ!だから振り付けが始まったらレッスンの見学はできません」と言われたので、毎週レッスンの間、近所のコーヒーショップに通ったくらい。
費用に関しても、いたってリーズナブルで、衣装代に関しては1着15ポンド程度(当時1ポンド=130円程度)と破格のレンタル料でした。
衣装も当日のサプライズだったので、家に持ち帰ることもなく、手直しもなし。
今思うと、衣装にループ(注1)を作らなくてよいことが一番のサプライズだったかもしれません。
そして、いよいよ発表会当日を迎えました。(続く)
<注釈>(1)ループ
バレエ衣装の背中に、ホックを引っ掛ける為の糸を縫い止めたもの。
ループの位置を調節して、自分のバスト・ウエスト・ヒップを衣装に合わせます。