【バレエインタビュー】バレエ公演においての、コロナによる環境の変化と今後
目次
バレエインタビュー
今回は、前回に続き、バレエ公演の企画、招聘やチケット販売をしている株式会社 光藍社のチケット営業担当・星さんへのインタビューの様子をお届けします。2回目となる今回のテーマは、「バレエ公演においての、コロナによる環境の変化と今後」についてです。
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はじめに、お話を伺った星さんのご紹介と、インタビュアーMeiriの紹介をさせていただきます。
<プロフィール>
星有紀
幼少期より、バレエを習う。
小さい頃からバレエを踊ることも、映像を観ることもとても大好き。
小学校5年生の時に地元で、ミハイロフスキー劇場バレエ(当時の名称はレニングラード国立バレエ)の【くるみ割り人形】の来日公演を観て、踊っているダンサーだけでなく音楽や、舞台セットなどで作られる全幕バレエというものに感動を覚える。
バレエが大好きで、バレエに携わる仕事がしたいと考え、株式会社 光藍社に入社をする。
Meiri
6歳からバレエを始める。
プロのバレエダンサーになりたいと強く思い、ドイツのバレエ学校に入学。
その後、ドイツのバレエ団(研修生)、日本のバレエ団に入団するが、怪我のため退団。
バレエの知識や、経験を生かしたいと考え、イーバレリーナに入社をする。
バレエ公演においての、コロナによる環境の変化と今後
Meiri:コロナウイルスの感染拡大により、バレエ公演でも環境の変化があったと思いますが、特に大きな変化は何がありましたか?当店では、少しでもバレエを習っている皆様のお役に立ちたい!という思いから、プロのバレエダンサーに講師のお願いをして、オンラインバレエレッスンを開校していました(^^)
星さん:光藍社では、コロナウイルスの感染拡大により、残念ながら、予定されていた公演は全てキャンセルになりました。
日本のバレエ団では、感染対策を行い、数か月前から公演を再開していますが、光藍社の公演は、海外からバレエ団を日本に呼んで上演するため、入国制限などもあり、今年は難しかったです。
Meiri:次の公演は、いつぐらいに上演できるかは、決まっていますか?
星さん:2021年の夏以降に公演ができるように、企画チームが動いています。
皆さんが劇場に足を運びたくなるような、素晴らしい舞台をお届けできるよう、準備を進めていますので、楽しみにしていてください。
Meiri:現在は、コロナにより、公演が全くできない状況とのことですが、公演を楽しみにしているお客様のために、何か公演以外で始められたことはありますか?
星さん:今は公演ができない状況で、少し寂しいですが、改めてアーティストの素晴らしさやバレエを生で観る楽しさを皆さんに知っていただきたいと思い、企画を始めています。
すでに「ダンサー特集」や「バレエ鑑賞にハマった、きっかけ」を教えてもらう「舞台鑑賞記シリーズ」などを公開していて、今後も公演を観に行きたくなるのはもちろん、バレエのことを知ってもらえる、ためになる動画・コラムを光藍社のホームページで、定期的に配信していきます(^^)
また、過去の公演で会場限定販売していたグッズやプログラムを、オンラインでご購入いただけるようになりました。アーティストとの、コラボレーショングッズの販売なども計画しています。
Meiri:Afterコロナでも、この企画は続けていかれますか?
星さん:はい。お客様のためにぜひ続けていきたいです。
あとは、やっぱり公演を再開したいですね。
特に地方公演は力を入れていたので、バレエを習っている全国の皆さんに、本物のバレエをご覧いただく機会を今後も作りたいです。
Meiri:私は地方出身なのですが、人生で初めて観たプロの公演は、ミハイロフスキー劇場バレエ(当時の名称はレニングラード国立バレエ)のガラコンサート(※1)でした。
地方出身の私にとって、近場で洗練されたダンサーの踊りを観ることができ、とても感動したのを覚えています。
私としても、地方でバレエを習っている、夢見るリトルバレリーナのためにも、地方公演を続けていただけると嬉しいです!
(※1)ガラコンサート:幕物の有名な場面を抜粋したものや、短い作品などが上演されるコンサート
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今回は、コロナによる環境の変化と今後についてお伝えいたしました。
次回は、星さんにお伺いした、【光藍社の将来のビジョン】についてのインタビュー内容をご紹介いたします。お楽しみに!
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