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チャイコフスキーの三大バレエ

バレエコラム 2020.03.09

目次

三大バレエとは

「三大バレエ」という言葉、一度はどこかで耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。 三大バレエとは クラシックバレエの代名詞ともいえる『白鳥の湖』、おとぎ話でも有名な『眠れる森の美女』、そしてクリスマスシーズンにぴったりの『くるみ割り人形』 この3作品をまとめて[三大バレエ]と呼びます。 この有名な三作品は「チャイコフスキー」という作曲家によって世に送り出されました。 そのため「チャイコフスキー三大バレエ」とも呼ばれます。

作曲家について

この偉大な作曲家の正式な名前は「ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー」、、、なんとも噛みそうなお名前ですね。 チャイコフスキーは1840年、現在のウドムルト共和国ボトキンスク市で生まれました。 幼少のころは法律の勉強をしていたのですが、大好きな音楽への思いが次第に募り23歳で音楽の道に進むことを決めました。 いくつになっても夢と情熱があれば大作曲家にもなれるのですね。

バレエ音楽の魅力

ではチャイコフスキーのバレエ音楽の魅力は何でしょうか。 まず第一に、そのメロディーラインの美しさ。 最近ではテレビCM(ソフトバンク)などにも使用されており、バレエを知らない方でも口ずさむことができるほどです。 そして、なんといってもバレエの踊りとの一体感です。 かつて、バレエ音楽は単なる踊りの伴奏とみなされ、単純な楽曲が大部分を占めていました。 そのため、当時の一流の作曲家は、個性が発揮できないバレエ音楽を積極的に作ろうとはしませんでした。 しかしチャイコフスキーは振付師が必要な音楽の小節数、拍子、リズムなどを予め細かく指示し、忠実にそれに従って作っていったそうです。 音楽が踊りと一体になって物語や登場人物をドラマティックに盛り上げるチャイコフスキーの楽曲。 ぜひ素晴らしいチャイコフスキーの名曲、生演奏のオーケストラの舞台で感じてみてはいかがでしょうか。

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