引越しや転勤などをきっかけに、これまで10か所以上のバレエ教室に通ってきました。
現在は2児の母として、子どもの習い事やお教室選びについても身近に感じる立場です。このコラムでは「バレエをもっと楽しむための基礎知識」を、経験者・保護者目線でわかりやすくお届けします。
中級以上になると、男性と組んで踊るパ・ド・ドゥを経験する機会があるかもしれません。
「どんな服装で参加すればいい?」「汗やにおいで不快な思いをさせないか心配」「男性と近い距離で踊るとき、何に気をつければいい?」
今回はそんな方に向けて、男性と組むレッスンで気をつけたい服装や身だしなみ、基本的なマナーをご紹介します。

服装のルールを事前に確認する
パ・ド・ドゥのレッスンでは、男性が女性の腰や背中、脚などに手を添えてサポートします。
お教室によってはショートパンツやスカートなど、レオタードの上にボトムスを着用することが認められていない場合もあります。
普段のレッスンでボトムスを着用している方は、事前に先生へ服装を確認しておくと安心です。

スカートはプルオンタイプがおすすめ
スカートを着用できる場合でも、巻きスカートは避けましょう。
巻きスカートは男性の手に引っかかったり、回転やリフトの際にずれたりすることがあります。
パ・ド・ドゥのレッスンでは、布やリボンを巻き込みにくい、すっきりとしたプルオンスカートがおすすめです。
丈が長すぎるスカートも動きを妨げることがあるため、短めで身体に沿うものを選ぶとよいでしょう。

胸元が気になる場合のレオタードは?
胸元が気になる方は、前かがみになったり身体を反らせたりしても胸元が開きにくいレオタードを選びましょう。
首元が詰まったデザインや、ボートネックタイプのデザインがおすすめです。
汗はこまめに拭く
パ・ド・ドゥでは、男性が女性の手やウエスト、背中などに直接触れてサポートします。
汗をかいたままだとすべりやすくなり、怪我につながることもあります。
休憩中は汗をこまめに拭き、特に腕、首元、背中、脇、ウエスト周りは清潔に保つよう心がけましょう。
においのエチケットにも気を配る
パ・ド・ドゥでは、通常のレッスンよりも相手との距離が近くなります。
レッスン当日は、歯磨きやシャワー、制汗ケアなどをいつもよりも意識しておくと、お互いに気持ちよく練習できます。
前日の夜やレッスン前は、ニンニクなど香りの強い食べ物は控えておきましょう。
香水や香りの強い制汗剤、柔軟剤なども、近い距離では相手の負担になることがあります。
無香料や香りの弱いケア用品を選ぶと安心です。
髪型やアクセサリーは安全を優先する
髪は崩れないようにまとめておきましょう。
大きな髪飾りや長いピアス、指輪、ネックレス、腕時計などは、相手に当たったり引っかかったりする可能性がありますので、外しておきましょう。
長いネイルも危険です。短く整えておきましょう。
「お願いします」と「ありがとうございました」を忘れずに
組む前には「お願いします」、練習が終わったら「ありがとうございました」と伝えましょう。
足を踏んでしまったり、ぶつかってしまうのはよくあることです。
恐縮しすぎる必要はありませんが、相手への配慮を忘れず、お互いに気持ちよく練習できる雰囲気をつくりましょう。
まとめ
男性と組むパ・ド・ドゥのレッスンでは、動きやすさだけでなく、男性が安全にサポートできる服装を選ぶことが大切です。
ウエアはお教室のルールを確認し、汗やにおいのケアも普段以上に意識しましょう。
いつものレッスン以上に緊張するのは当たり前です。
清潔感と相手への思いやりを忘れず、パ・ド・ドゥならではの楽しさを味わってみてください。

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