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発表会で出てくる基本用語

発表会で出てくる基本用語

なおこ
なおこ / イーバレリーナスタッフ
こんにちは、イーバレリーナスタッフのなおこです!子どもの頃に約10年バレエを習い、大人になってから再開。
引越しや転勤などをきっかけに、これまで10か所以上のバレエ教室に通ってきました。
現在は2児の母として、子どもの習い事やお教室選びについても身近に感じる立場です。このコラムでは「バレエをもっと楽しむための基礎知識」を、経験者・保護者目線でわかりやすくお届けします。

バレエの発表会では、普段のレッスンではあまり耳にしない舞台用語がたくさん使われます。
「上手・下手ってどっち?」「ゲネプロや場当たりって何をするの?」など、聞き慣れない言葉に戸惑うこともありますよね。
ここでは、発表会の練習から当日までに使われる基本的な用語を、分かりやすくご紹介します。

発表会全体に関する用語

  • プログラム
    演目の順番や出演者名などを掲載した冊子。または上演内容全体。
  • キャスティング
    出演者や役を決めること。
  • ダブルキャスト
    同じ役を、日程や回によって別の出演者が踊ること。
  • アンダースタディ/アンダー
    主な出演者がけがや体調不良などで出演できない場合に備えて、その役を練習しておく代役のこと。
  • 幕物(まくもの)
    『くるみ割り人形』『白鳥の湖』など、物語のある作品を幕単位で上演するもの。
  • 全幕(ぜんまく)
    作品を基本的に最初から最後まで上演すること。
  • 抜粋(ばっすい)
    全幕作品の中から、一部の場面だけを選んで上演すること。
  • 小品(しょうひん)
    比較的短い作品。発表会のために新しく振り付けられた短い作品を指すこともある。
  • 創作作品(そうさくさくひん)
    既存の古典作品ではなく、先生や振付家が新しく作った作品。
  • 賛助出演(さんじょしゅつえん)/ゲスト
    教室の生徒や講師以外から招かれ、舞台に出演する人。
  • 進行表(しんこうひょう)/香盤表(こうばんひょう)
    演目の順番や時間、出演者の出番、舞台進行などを一覧にした表。
  • 開場(かいじょう)
    観客が客席に入れるようになること。
  • 客入れ(きゃくいれ)
    開場後に観客を客席へ案内すること。
  • 客出し(きゃくだし)
    終演後に観客が客席や会場から退場すること。
  • 予鈴(よれい)
    開演することを知らせる予告のベル。
  • 本鈴(ほんれい)
    開演を知らせる本番のベル。
  • 開演(かいえん)
    上演が始まること。
  • オープニング
    発表会の最初に踊る作品や場面。
  • 幕間(まくあい)
    演目と演目の間の休憩時間。
  • 場面転換(ばめんてんかん)/転換(てんかん)
    場面に合わせて、出演者、舞台装置、小道具、照明などを入れ替えること。
  • フィナーレ
    発表会の最後を締めくくる踊り。
  • カーテンコール
    終演後、出演者が舞台に再び登場して観客の拍手に応えること。
  • お辞儀(おじぎ)/レヴェランス
    観客に感謝を伝える舞台上のお辞儀。
  • 終演(しゅうえん)
    その日のすべての上演が終了すること。

踊りや作品構成に関する用語

  • ソロ
    一人で踊ること。群舞の中で一人だけが踊る部分を「ソロパート」と呼ぶこともある。
  • ヴァリエーション
    クラシック・バレエ作品の中で、一人で踊る独立した踊り。振付によっては複数人で踊ることもある。
  • デュエット
    二人で踊る作品や場面。
  • パ・ド・ドゥ
    二人の踊り。多くの場合、男女のダンサーが組んで踊る。
  • パ・ド・トロワ
    三人で踊る踊り。同性だけの場合もあれば、男女が組んで踊ることもある。
  • グラン・パ・ド・ドゥ
    アントレ、アダージオ、それぞれのヴァリエーション、コーダなどで構成される本格的な二人の踊り。
  • アントレ
    登場を意味する言葉。グラン・パ・ド・ドゥの最初の部分など。
  • アダージオ
    ゆっくりした音楽で踊る部分。パ・ド・ドゥでは男女が組んで踊る場面を指すことが多い。
  • コーダ
    作品やパ・ド・ドゥの終盤に踊られる、華やかでテンポの速い部分。
  • 群舞(ぐんぶ)
    数人で踊る作品や場面を広く表す言葉。全員が同じ動きをするものだけでなく、いくつかのグループに分かれて踊るものも含まれる。
  • コール・ド・バレエ/コールド
    大人数でそろって踊り、舞台の場面を形づくる群舞。
  • アンサンブル
    複数人で構成する踊り。群舞より幅広い意味で使われる。群舞に加えて、主役が踊ることもある。
  • ディヴェルティスマン
    「余興」「娯楽」などを意味する。『白鳥の湖』のチャルダッシュや『くるみ割り人形』の葦笛の踊り、『眠れる森の美女』のフロリナ王女と青い鳥などを指す。
  • キャラクターダンス
    言葉を使わず、各国の民族舞踊をバレエ向けに様式化した踊り。
  • マイム
    言葉を使わず、身振りや手ぶりで物語や感情を表現すること。
  • 立役(たちやく)
    踊りよりも演技やマイムを中心に務める役。王や王妃、貴族、従者など。
  • 立ち位置(たちいち)
    舞台上で自分が立つ場所。
  • 動線(どうせん)
    出演者が舞台や舞台袖を移動する経路。
  • はける
    舞台上から舞台袖へ退場すること。
  • 出はけ(ではけ)
    舞台への登場と退場をまとめて表す言葉。

発表会の練習で使う用語

  • リハーサル
    発表会に向けて行う練習全般。
  • 振り入れ(ふりいれ)
    先生や振付家から、新しい振付を教えてもらうこと。
  • 振り写し(ふりうつし)
    振付を別の出演者に伝えること。
  • マーキング
    体力を温存しながら、振付や立ち位置を軽く確認すること。
  • 部分通し(ぶぶんどおし)
    一幕だけ、あるいはいくつかの演目をまとめて通す練習。
  • 通し稽古(とおしげいこ)
    作品や発表会を、途中で止めずに最初から最後まで行う練習。
  • ランスルー
    作品を止めずに通して踊ること。通し稽古に近い意味。
  • 板付き(いたつき)
    幕が開く前や照明がつく前から、出演者が舞台上にいる状態。
  • 尺(しゃく)
    作品や音楽の長さ。
  • ノート/ダメ出し(だめだし)
    リハーサル後に伝えられる注意点や修正指示。
  • 押す(おす)
    予定より進行が遅れていること。
  • 巻く(まく)
    予定より早く進んでいることや、時間を短縮して進めること。

舞台稽古に関する用語

  • 舞台稽古(ぶたいげいこ)
    実際の舞台を使って行う練習。
  • 劇場入り(げきじょういり)/小屋入り(こやいり)
    出演者やスタッフが劇場に入り、本番準備を始めること。
  • 仕込み(しこみ)
    舞台装置、照明、音響などを劇場に設置する作業。
  • 場当たり(ばあたり)
    舞台上で立ち位置、移動経路、出はけなどを確認すること。
  • バミリ/バミる
    舞台上の立ち位置や小道具の置き場所を、テープなどで印すこと。場当たりで行う代表的な作業。
  • 見切れる(みきれる)
    舞台袖に隠れきれず、体の一部が客席から見えてしまうこと。
  • 照明合わせ(しょうめいあわせ)
    踊りと照明のタイミングや明るさを確認するリハーサル。
  • 音響チェック(おんきょうちぇっく)
    音楽の音量、開始位置、再生状態などを確認すること。
  • きっかけ合わせ
    音楽、照明、出演者の動きを始めるタイミングを確認すること。
  • テクニカルリハーサル/テクリハ
    照明、音響、舞台装置など、舞台技術を中心に確認するリハーサル。
  • ゲネプロ/ゲネ
    衣裳、照明、音響などを本番とほぼ同じ条件にして行う最終リハーサル。
  • ドレスリハーサル
    本番用の衣裳を着て行うリハーサル。ゲネプロとほぼ同じ意味で使われる場合もある。

舞台の場所に関する用語

  • 舞台袖(ぶたいそで)/袖(そで)
    舞台の左右にある、観客から見えない待機スペース。
  • 上手(かみて)
    客席から舞台を見て右側。出演者から見ると左側。
  • 下手(しもて)
    客席から舞台を見て左側。出演者から見ると右側。
  • 舞台裏(ぶたいうら)/バックステージ
    舞台袖、楽屋、通路など、観客から見えない場所の総称。
  • 楽屋口(がくやぐち)
    出演者や関係者が劇場に出入りする入口。
  • 奈落(ならく)
    舞台床の下にある空間。劇場によっては舞台装置などに使用される。
  • 袖幕(そでまく)
    舞台袖や舞台裏を観客から隠すための黒い幕。
  • 一文字幕(いちもんじまく)
    舞台上部に横長に下げられ、照明器具などを隠す幕。
  • 緞帳(どんちょう)
    開演前や終演後に、舞台と客席の間を仕切る大きな幕。
  • 引き割り幕(ひきわりまく)
    中央から左右に開閉する幕。
  • 暗幕(あんまく)
    光を遮ったり、舞台裏を隠したりする黒い幕。
  • ホリゾント/ホリ
    舞台奥にある背景用の幕や壁。照明で色をつけることがある。
  • リノリウム/リノ
    踊りやすくするため、舞台床に敷く専用の床材。

照明・音響に関する用語

  • ピンスポット/ピンスポ
    出演者の動きを追いながら照らす細い光。
  • 客電(きゃくでん)
    客席を照らす照明。「客電を落とす」は暗くすること、「客電を上げる」は明るくすること。
  • 暗転(あんてん)
    舞台を暗くして、場面や出演者を切り替えること。
  • フェードイン
    照明や音を徐々に明るく、大きくしていくこと。
  • フェードアウト
    照明や音を徐々に暗く、小さくしていくこと。
  • ブラックアウト
    舞台照明を完全に消すこと。
  • 音出し(おとだし)
    音楽を再生し始めること。
  • 頭出し(あたまだし)
    音楽を、指定された位置からすぐ再生できる状態にすること。
  • 音先(おとさき)
    音楽が始まってから出演者が動き出す、または登場すること。
  • 音きっかけ(おときっかけ)
    出演者の動きなどを合図にして、音楽を始めること。

衣裳に関する用語

  • 衣裳合わせ(いしょうあわせ)
    実際に衣裳を着て、サイズや見え方を確認すること。
  • クラシックチュチュ
    スカート部分が横に広がり、脚全体が見える短いチュチュ。
  • ロマンティックチュチュ
    ふくらはぎ付近まである、柔らかく長いチュチュ。
  • ボン/チュチュ・ボン
    チュチュのパンツ部分。スカートだけのリハーサル用チュチュを指して使われることも多い。
  • ムシ
    衣裳のホックを留めるための、糸で作られた小さな輪。
  • 早替え(はやがえ)
    短い時間で、次の役や演目の衣裳に着替えること。
  • 舞台メイク(ぶたいめいく)
    強い舞台照明の下でも顔立ちや表情が客席に伝わるよう、普段より濃く、立体的に仕上げるメイク。
  • ヘッドピース
    頭に付ける飾りの総称。ティアラ、花、羽根など、さまざまな形がある。

当日の行動に関する用語

  • 入り時間(いりじかん)
    出演者が劇場や会場に到着しなければならない時間。
  • クラスレッスン
    出演者が本番前に行う、バーやセンターを含む基礎レッスン。
  • 袖待機(そでたいき)
    出番の直前に、舞台袖で待つこと。
  • 袖中(そでなか)
    観客から見えない舞台袖の内側。
  • ばらし
    舞台装置や照明などを解体・撤去する作業。

発表会を支える人の名称

  • 舞台監督(ぶたいかんとく)
    舞台進行やスタッフ、出演者の動きをまとめる責任者。
  • バレエミストレス
    振付の指導や作品の仕上げを担当する女性指導者。
  • バレエマスター
    振付の指導や作品の仕上げを担当する男性指導者。
  • 照明スタッフ(しょうめいすたっふ)
    舞台照明の設計や操作を担当する人。
  • 音響スタッフ(おんきょうすたっふ)
    音楽の再生や音量調整を担当する人。

お教室によって若干変わる場合もありますので、分からない言葉があれば、先生やスタッフに確認しておくと安心です。
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