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どんなお教室を選べばいい?
キッズ・ジュニア編

どんなお教室を選べばいい?
キッズ・ジュニア編

なおこ
なおこ / イーバレリーナスタッフ
こんにちは、イーバレリーナスタッフのなおこです!子どもの頃に約10年バレエを習い、大人になってから再開。
引越しや転勤などをきっかけに、これまで10か所以上のバレエ教室に通ってきました。
現在は2児の母として、子どもの習い事やお教室選びについても身近に感じる立場です。このコラムでは「バレエをもっと楽しむための基礎知識」を、経験者・保護者目線でわかりやすくお届けします。

子どものバレエ教室を選ぶときは、レッスン内容だけでなく、通いやすさ、教室の規模、発表会の頻度、コンクールへの関わり方など、確認しておきたいポイントがたくさんあります。

無理なく続けられる、お子さんに合ったお教室を選びたいですよね。
ここでは、お子さんのバレエ教室を選ぶときにチェックしたいポイントをご紹介します。

送迎しやすく、将来も通いやすい場所を選ぶ

バレエを習うなら、定期的にレッスンを受けることが大切です。まずは通いやすいお教室を選びましょう。
自宅から近い、学校帰りに通いやすい、駅から近いなど、無理なく通える範囲で探してみましょう。

車で送迎する可能性がある場合は、近くに駐車場があるかも確認しておきましょう。
自宅に戻らず待つことが多くなりそうなら、周辺に買い物や用事を済ませられる場所があると助かります。

長く続いているお教室は、ホームページやSNSでの発信が少ない場合もあります。
ネット検索だけでなく、Googleマップ、地域の掲示板、駅前の看板などもチェックしてみると、意外な場所でお教室が見つかるかもしれません。

環境の変化が苦手なお子さんも多いので、できれば長く通えるお教室を選べると安心です。

学校や習い事と両立できるスケジュールは?

場所と同じくらい大切なのが時間割です。
どんなによいお教室でも、時間が合わなければ継続が難しくなってしまいます。
学校や幼稚園、ほかの習い事との兼ね合いも考えて、無理なく通える曜日・時間帯を選びましょう。

着替えや準備の時間を考えると、レッスン開始15〜30分前には到着できると安心です。
小さなお子さんは特に着替えに時間がかかるので、余裕を持って到着できるスケジュールがよいでしょう。

また、お教室によっては5週目がお休みになる場合もあります。
月のレッスン回数もあわせて確認しておきましょう。

兄弟姉妹で通う場合は、同じ曜日にまとめて通える方が送迎は楽ですが、待ち時間は長くなります。
送迎のしやすさや、待ち時間をどうするのかを含めて考えてみると安心です。

月謝制のお教室で見ておきたいポイント

子どもクラスは、月○回と決まっている月謝制のお教室が多いです。
休んだときに振替ができるかどうかを事前に確認しておきましょう。振替の期限や、どのクラスに振替できるかはお教室によって異なります。

また、受験や学校行事、部活などで一定期間お休みする可能性がある場合は、休会制度についても確認しておくと安心です。

クラスの分け方は?

お教室によってクラスの分け方はさまざまですが、基本的には学年ごとに分かれています。

  • 未就学児
  • 小学1〜3年生
  • 小学4〜6年生
  • 中学生以上

と分かれていることが多いでしょう。
お教室によっては経験年数やレベル、トウシューズを履いているかどうかでクラスが分かれることもあります。

2〜3歳から受け入れているお教室はありますが、3歳前後は母子分離が難しいお子さんも多くいます。
早くからバレエに触れさせたい場合は、親子バレエクラスを開設しているお教室を探してみるのもいいでしょう。
年中さん以上であれば、選べるお教室の幅も広がります。

また、数は多くありませんが、男の子向けのボーイズクラスを開設しているお教室もあります。
男の子がバレエを始める場合は、男の子の在籍状況受け入れ体制も確認しておくと安心です。

少人数と大人数、子どもに合うのはどっち?

お教室によって、1クラスに参加する人数もさまざまです。
1回のレッスンに20人近く参加する大きめのクラスもあれば、4〜5人ほどの少人数のクラスもあります。

少人数のクラスは、先生にじっくり見てもらえることが魅力です。
姿勢や足の使い方など、細かいところまで注意してもらえることも多いでしょう。
一方で、クラスを引っ張ってくれる上手な子が少ない場合もあります。

大人数のクラスは、ほかの子の動きを見て学べることがメリットです。
回転が得意な子、ジャンプが得意な子、身体がやわらかい子、表現が上手な子など、得意なことは人それぞれです。たくさんの刺激を受けながら、切磋琢磨できる環境が合うお子さんもいるでしょう。

ただし、小さなお子さんのクラスは、人数が多いと先生の目が届きにくいこともあります。
その場合は、補助の先生がいるかどうかを確認しておくと安心です。
どちらが良い・悪いではなく、お子さんの性格に合っている方を選びましょう。

メソッドや教え方も見ておきたいポイント

日本では、バレエを教えるために必須の国家資格のようなものはありません。
一方で海外には、バレエ教師の資格制度や、体系化された教授法があります。

ワガノワ(ロシア)、パリ・オペラ座(フランス)、RAD(イギリス)、ABTやバランシン(アメリカ)など、バレエにはさまざまな流派やメソッド、教授法があります。
先生によって身体の使い方やレッスンの進め方が違うのは、このようなメソッドの違いによるものです。
バレエの流派・メソッドに関してはこちらの記事をご覧ください。

多くのお教室では、ホームページやSNSに先生のプロフィールや経歴が掲載されています。
どこで学びどこで踊っていたのかは、先生を選ぶうえでひとつの目安になります。

ただし、有名なバレエ団に在籍していたか、資格や認定があるかだけで決める必要はありません。
最終的にはお子さんとの相性が一番大切です。
先生の経歴だけでなく、お子さんが安心してレッスンを受けられるか、楽しく通えそうかを考えましょう。

発表会の頻度をチェック

毎年開催するお教室もあれば、2年に1度ほどのペースで開催するお教室もあります。
年に1回あると舞台経験を積みやすい一方で、練習や費用、保護者のお手伝いの負担が大きくなります。
発表会については、

  • どのくらいの頻度で開催されるか
  • 何ヶ月前から練習が始まるのか
  • 費用はどのくらいか
  • 保護者のお手伝いはどのくらいか
  • 参加は必須か希望制か

を確認しておくと安心です。

また、発表会とは別に「おさらい会」や「スタジオパフォーマンス」のような小さな発表の場があるお教室もあります。舞台や衣装を楽しみにしてモチベーションが上がる子もいますので、お子さんの性格も考えながら、発表の機会がどのくらいあるお教室が合うか考えてみましょう。

コンクール参加のメリット・デメリット

お教室によって、コンクールへの関わり方も大きく異なります。
積極的に参加させるお教室もあれば、希望者だけが参加するお教室、基本的にはコンクールに参加しない方針のお教室もあります。

コンクールは、目標に向かって努力するきっかけになり、本番の舞台を経験する貴重な機会になります。
一方で、1人で踊る短いソロ作品、バリエーションの練習が中心になりやすく、費用や時間の負担も大きくなりがちです。結果に一喜一憂したり、燃え尽きてしまう子もいます。

コンクールに強いお教室が、すべての子にとってよいお教室とは限りません。
華やかな舞台は素敵ですが、バレエは基礎を固めることが一番大切です。
お子さんの性格や目標に合った方針のお教室を選びましょう。

子供バレエにかかる費用の目安

費用はお教室によってさまざまです。
子どもクラスの場合、週1回で通うなら、1レッスンあたり1,500〜2,500円前後がひとつの目安になります。
ただし、地域やスタジオの設備、先生、レッスン時間、トウシューズクラスの有無などによって料金は変わります。

また、入会金・年会費・設備費・発表会費・コンクール費など、レッスン料以外の費用がかかる場合もあります。
入会金は5,000〜20,000円前後、年会費や設備費はかからないお教室もありますが、必要な場合は年5,000〜20,000円前後がひとつの目安です。

発表会に参加する場合は、参加費・衣装代・写真代・動画代などを含めて、数万円〜15万円前後がひとつの目安です。男性ゲストとの踊りがあると20万円以上かかることもあります。

コンクールに参加する場合は、参加費だけでなく追加レッスン代や衣装代、交通費なども必要になるため、1回あたり数万円〜10万円以上かかることもあります。

発表会やコンクールの費用は、規模や内容によって大きく変わってきます。
月謝や入会金が比較的安価なお教室は、発表会も大規模すぎず、費用が抑えめなことが多いです。
入会前に、前年の例やおおよその目安を聞いておくと安心です。

入会前には体験レッスンを

気になるお教室が見つかったら、まずは体験レッスンを受けてみましょう。
先生の話し方、生徒さんの雰囲気、レッスンの進め方などは、実際に参加しないと分かりにくい部分です。
また、レッスン着の指定の有無や、実際に通っているお子さんの服装を見ておくと購入時の参考になります。

幼児クラスではやさしくても、年齢が上がるにつれて厳しくなる先生もいます。
長く通うことを考えるなら、上のクラスやお姉さんたちの雰囲気も見ておくと安心です。

これから始めるお子さんにおすすめなのは、先生自身がしっかりとお手本を見せてくれるお教室です。
小さな子どもは言葉だけで正しく理解することは難しく、先生の動きを見て、まねをすることでバレエの基礎を覚えていきます。
身体のラインが見えやすい服装でお手本を見せてくれる先生だと、お子さんもわかりやすいでしょう。

体験レッスンでは、上手にできたかどうかよりも、

  • 先生の説明を聞けていたか
  • 先生のお手本はわかりやすいか
  • レッスン着の指定の有無や雰囲気
  • また来たいと言っているか

をチェックしてみてください。

体験レッスンは有料のお教室もあります。
有料だと少し迷うかもしれませんが、入会してからのギャップを少なくするためにも、受講しておく方が安心です。

迷ったら発表会を見てみよう

候補のお教室がいくつかあって迷ったら、発表会を見てみるのがおすすめです。
同じくらいの年齢の子がどのように踊っているかを見ると、入会後の雰囲気がつかみやすくなります。

また、お姉さんたちの姿を見ることで、将来をイメージしやすくなります。
何歳くらいからトウシューズを履いているのか、どんな作品を踊っているのかなど、発表会から分かることはたくさんあります。

発表会の規模感から、費用の目安もつかみやすくなります。
豪華な会場でゲストも多い発表会は、その分参加費が高めになる傾向です。
一方で、出演者が多いお教室では、一人あたりの負担が少し軽くなる場合もあります。

発表会を見るときは、次のような点をチェックしてみましょう。

  • 参加人数はどれくらいか
  • 会場の規模はどれくらいか
  • 衣装や舞台装置の豪華さはどのくらいか
  • ゲスト出演者は多いか
  • 男性ゲストと踊る子は多いか

発表会は、お教室の雰囲気や方針が見えやすい場です。
入会前に機会があれば、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

お子さんのバレエ教室選びでは、次のようなポイントを確認しておくと安心です。

  • 長く通いやすい場所にある
  • 年齢やレベルに合ったクラスがある
  • 先生の説明がわかりやすい
  • 子どもとの相性がよい
  • 発表会やコンクールの方針が合っている
  • 費用や保護者の負担に無理がない

バレエは、すぐに結果が出る習い事ではありません。
日々のレッスンを積み重ねることで、少しずつ身体の使い方や表現が身につきます。

だからこそ最初のお教室選びでは、今だけでなく「長く通えそうか」も大切にしてみてください。
お子さんが安心して通えて、楽しく成長できるお教室が見つかるといいですね。

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