バレエQ&Aコーナー93 前編【手の動きを綺麗にしたい】
皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。
バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪
はじめまして。
バレエに憧れ、25歳から始めて5年になります。
すっかりハマってしまい、週に2~3回レッスンに通い、トウシューズで発表会にも出ています。
足も上がるようになり、ピルエット(※)の練習もして、自分なりにだいぶ踊れるようになったと思っているのですが、手の動きがどうしても優雅にできず、
体操のような、動きが固いというか、バレエ特有の優雅な動きができません。
「肘を使って!」と言われますが、肘や手首を曲げると、動きがくねくねして気持ちの悪い動きに見えてしまいます。
子どもの頃から長年習っている方は、そういった手の動きが上手で、まねしようとしてもできません。
身体に染みついているような感じです。
大人になってから習うと、腕の動き(『白鳥の湖』のオデットのようなイメージ)は難しいのでしょうか。
※片脚のつま先を軸にして行う旋回
今週採用になりました、ご回答をご紹介いたします!
ご回答はマリア様よりいただきました!
トゥシューズでの発表会に出られているとのこと、これからのバレエライフがますます楽しみですね。
そして、バレエ特有の優雅な動きは、大人になってからでも十分に習得できます。
例えば、オデットの羽ばたくような動きを練習するとして、腕は常に肩甲骨から動かします。
天使の羽が生えているイメージです。
アラスゴンド(※1)のとき、肘が落ちないように意識されていると思いますが、その状態からアロンジェ(※2)
してアンバ(※3)に戻し、再びアロンジェにしてアンバに戻す、という動きを繰り返してください。
アロンジェでは中指を一番遠くに伸ばすイメージで、肘から下は力を抜いて動かしましょう。
特に手首は無理に動かそうとせず、ほとんど力を入れないつもりで行ってください。
慣れてきたら、頭上まで白鳥のように羽ばたくイメージで動かしてみましょう。
白鳥の羽ばたき方には、このほかにもさまざまな動かし方のパターンがありますが、
腕の動きは肘や手首だけを意識するのではなく、上体(首・腕・体幹)を連動させて使うことで、なめらかになります。
腕が動くときは、必ず目線や顔の角度も手の動きを追いますよね。
音楽が流れたら、腕は音の旋律を歌うように動かしてみてください。
顔や手の動きが音楽と一体になれば、自然と流れるような腕の動きにつながります。
上体をなめらかに動かせるようにするために、背筋のトレーニング
(うつぶせで上体を上げると同時に両手も後ろに伸ばす、これを数回行うなど)や、背中のストレッチ(うつぶせから両手をついてオットセイのように上体を上げる、
できたら片手ずつ離す、肩が上がらないようにする、など)を日頃から行うのも良いでしょう。
音楽をよく聴き、上手な方の動き(舞台公演のDVDでもレッスンでも)をよく観察して、さらにバレエを自分のものにしていきましょう。
バレエは、複雑なステップを踏みながら腕を優雅に動かす、とても難しい動きの連続です。
焦らずにレッスンを続けていけば、必ず身体に身についていきます。
オデットを踊れる日を願いながら。
※1…手を横方向に広げたポジション
※2…手のひらを下に向けて、腕を斜め上へ伸ばす
※3…両腕を体の前で下ろし、大きな卵を抱えるような丸い円を作る、腕の基本ポジション
マリア様とても参考になるご回答、ありがとうございました(*^-^*)
来週の Q&Aは スタッフからの回答発表です!
当店のバレエスタッフからの回答をご紹介いたします。
お楽しみに♪
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