皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。
バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪
バレエを始めて15年も経ちますが、今回初めて発表会に出てみることにしました。
振りを覚えるのも、動くのも遅いので皆さんにご迷惑では…と思い、発表会に出る勇気がありませんでしたが、周りの方の励ましもあり、参加を決意しました。
しかし、振り付けから大苦戦…
ステップが覚えられず、手も足も動きが周りとバラバラ。。。
できるようになったと思っても、次のレッスンの時には忘れています…
今までのレッスンでも、周りをカンニングしながらやっていたり、出来なくても曲が終われば終了だったので、何となくでレッスンを終えていたことを大反省です。
発表会用の踊りを、何とかやりきるコツがあれば教えて欲しいです。
ドキンちゃん様より
今週はスタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)
ドキンちゃん様、ご質問頂きありがとうございます。
初めての発表会とですと、普段のレッスンでやっている踊りと違うところが多々あり戸惑うと思います。
まずは、お客様回答でもありましたように、メモをとったり動画を撮影して確認したり、とにかく振りを自分で覚えることが重要です。
忘れたり間違って覚えていたりしがちですが、動画だと曲も早く覚えられるので、まずは撮影してもよいか確認してみましょう。
振り以外で覚えなければいけない点をいくつか紹介いたします。
【音のタイミング】
踊りと同時に覚えないといけないのは、音のタイミングです。
動き始める音、ポーズをとる音は、周りを見て動いているとワンテンポ遅れて目立ちます。
音の切れ目や大きな音など、分かりやすい目印があればそれに合わせますが、難しい曲調の時は1・2・3・4と心の中で必ずカウントします。
例えば、「4拍子だと1・2・3・4待って、次の1から手をおろし始める。」「ポーズをしたら8を3回数えてから移動する。」など、先生も数字で数える方が多いかと思うので、カウントをよく聞いて覚えます。
そうすると音に遅れることもなく、間違えにくくなります。
【場所、動線】
踊る場所、ポーズをする場所、動線も重要となります。
位置については、縦・横で直線で並ぶ場合もあれば、横で孤を描いたような半円、直線でも1列の場合もあれば3,4列で並ぶ場合もあり、
前の人と重なったり、ずれて立ったり・・様々です。
重なる人、お隣の人がどなたなのか覚えておきましょう。
また、ステージにはだいたい目印となる縦線が引いてありますので、線の上へ立つのか、線と線の間に立つのか、
などリハーサルで必ずチェック(場当たり)がありますので、そこで確認しましょう。
これらが覚えられたら、自身の踊りのテクニックを磨く余裕が出てくると思います。
上げた脚はひざ・つま先を伸ばす、首を長く背中を引き上げる、など普段のレッスンで言われていることを舞台の踊りでも気を付けます。
本番に向けて同じ踊りを何度も練習しますので、筋力も付き、発表会を経験すると一気にテクニックは上達します。
普段のレッスンより、覚えることや動きも多く大変ですが、得られるものは本当に大きいです。
メイクをし、衣装を着てみるとテンションも上がります。
発表会が終わったら、またすぐ舞台に立ちたい、レッスンをしたい、という魔法にかかる方がほとんどなので、今は不安もあるかと思いますが、振りの暗記など少しずつこなしていき、本番では笑顔で楽しんで踊ってください(*^-^*)
いかがだったでしょうか?
ご参考にしていただけたら嬉しいです。
来週は Q&A【海外でバレエを観たい】の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪
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