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バレエQ&Aコーナー56 後編【ピルエットのコツを知りたい】

レッスン バレエのトレーニング 2025.01.06

皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。

バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪


Q. ピルエットのコツを知りたい 

13歳、中1のりーです。
ピルエット(※)を毎回練習するのですが、全然できません。
バレエシューズで1回転でもグラグラして、いつも注意されます。
1周回りきる前に足が床についたり、スピードも遅いので2周いく前に失速して止まります。
出来る子は2回、3回転しています。
練習をしてもしてもできないので、ピルエットが怖くなってきて、レッスンが嫌な時もあります。
もう発表会ではピルエットが入ってくるかと思うので、早くできるようになりたいです。
コツがあればお願いします。

(※) 片脚のつま先を軸にして行う旋回。

りー様より


今週はスタッフから回答させていただきたいと思います。
お役にたてると嬉しいです(*^^*)


A. 回答メッセージ

りー様、ご質問ありがとうございます。

先週、お客様からいただいた回答の「パッセ/ルティレ(※)の正しいポジションと体幹」が、私も大事だと思います。
それに付け加え3点アドバイスさせて頂けたらと思います。

【1】回る時に力を抜く
ピルエットは大技になりますので、回る前、緊張して力みがちです。
頭、腕、首から下は、動かすタイミングが異なるので、カチカチに固まったパッセ/ルティレのまま回ろうとすると、バランスを崩します。
回る直前、準備の時は一瞬呼吸ふ~と吐き、立つときに背中は引き上げますが、腕・肩の力は抜いて、力を上へ開放するイメージで立って回ります。
力を抜いておくと、バランスが崩れそうになっても修正しやすいです。

練習すればするほど回れなくなる原因は、成功させようという気持ちから、力が入りすぎて、どんどんできなくなってしまうことが多いです。

【2】両肩と腕の丸くしているポジションを、床と平行にする
沢山回ろうとすると、右回りの場合、先行する右肩が下がり、左肩・左腕が上がりがちです。
【1】で力を抜いたように、力が入ってしまうと、上半身が傾いてしまい、体幹が崩れます。
上半身は「回る前のポーズ」「回り始め」「回っている間」では、両肩と胸の前で丸くした腕が、常に床と平行になるように意識しましょう。

【3】首を残す、振りむくタイミング
首を残して!と言われると思いますが、残し過ぎるとバランスを崩します。
まず、残し過ぎず、回そうとせず、1回転の場合は身体が半回転したら、顔を正面に振り向くだけで大丈夫です。

アイテムを使って楽しくおうちでトレーニングしてみるのもおすすめです。
つま先だけボードに乗せる、小さいタイプのターンボードは、体幹・バランス感覚が鍛えられます。
また、回転の感覚をつかむことが出来ます。

<ターンボード>
https://www.eballerina.com/view/item/000000001603

コツが掴めたら、ピルエットは楽しくなります。
発表会の練習までにコツが掴めるよう、応援しています。

(※)片方の足の膝を曲げ、そのつま先を軸脚の膝あたりに位置させる(両脚で三角形が形作られる)ポジション

スタッフE



いかがだったでしょうか?
ご参考にしていただけたら嬉しいです。

来週は Q&A【バレエと身長】の皆さまからの回答発表です!
お楽しみに♪



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