バレエQ&Aコーナー51 前編【つま先をきれいに伸ばす方法】

皆さん、こんにちは!
イーバレリーナスタッフのErikaです。
バレエQ&Aコーナーでは、皆さんからの質問を共有しながら、皆で一緒にバレエに対する理解を深めていく、参加型コミュニティのコーナーです♪
こんにちは。
中2のポムポムリンゴです。
踊っていていつも先生に「つま先を伸ばして!」と言われます。
しっかり力を入れて伸ばしていても言われます。
特にトウシューズの時はトウシューズが固いので指に力を入れていても、伸ばしたように見えません。
つま先をきれいに見せるにはどのようにしたらいいのでしょうか。
ポムポムリンゴ様より
今週採用になりました、ご回答をご紹介いたします!
ご回答はきゅうちゃん様、スマイリー様よりいただきました!
ポムポムりんごさま
つま先を伸ばすことは、足の指を曲げて力を入れることだという思い込み、私も子どもの頃からかなり長い間そう思っていました。
(初めてトウシューズを履いてから、もう45年以上経っています)。
でも実は、指はシューズの中でできるだけ伸ばした状態にしておくこと、脚を伸ばすときに、足の指先も踵も体から遠くに引き離すようなイメージを持つ、ということを50歳過ぎてからお世話になっている先生に教えていただきました。
この意識の持ち方を変えるだけでも、何もしない時より、膝も伸びるし、甲が出るのではないかと思います。
またシューズの中で指が曲がっている状態だと、ジャンプの着地時などにドゥミを通過できず、怪我をするかもしれません。
また、セラバンドなどを使ったエクササイズも、使い方を間違えると逆効果だということも学びました。
最近はさまざまなエクササイズが、YouTubeなどにあがっていますし、本も出版されていますので、自分に合った練習方法を見つけてください。
私はヤムナボールを使った筋肉のリリースなどを併用していますが、使わない時と比べると見た目が変わるのがわかります。
とにかくトウシューズを履いて間違った立ち方を続けると、怪我につながるので注意が必要です。
きゅうちゃん様
私もつま先を頑張って伸ばしているつもりでも、いつも発表会の写真をみると全然伸びていなくて悩んでいました。
ずっと教室指定の固めのトゥシューズを履いていたのですが、外反母趾が痛かったのをきっかけに先生に相談して、違うトゥシューズを試してみました。
すると甲が出しやすくきれいに立ててつま先も伸びて見えるようになりました。
私の場合、ボックス(シューズの足先の部分)が細い物を使っていて、足の形に合っていなかったため、つま先も伸ばしにくいうえに、外反母趾が酷くなったのだと思います。
固めの方が立ちやすい人、やわらかい方が向いている人、人それぞれなのでまず、シューズが自分の足にあっているか、見直してみてはいかがでしょうか。
後は甲が出るようになればつま先が綺麗に見えるので、甲を出すストレッチやテニスボールで土踏まずをほぐしたりをお風呂上りにテレビを見ながらなど隙間時間にやるようにしています。
一緒に頑張りましょう♪
スマイリー様
きゅうちゃん様、スマイリー様、体験談を踏まえ分かりやすいアドバイスを頂きありがとうございます。
指はシューズの中でできるだけ伸ばした状態、指の関節に力を入れて曲げないと言われたことを思い出しました。
正しい足の使い方はきれいに踊れるようになるだけでなく、怪我をしにくくなるという一石二鳥なので気を付けていきたいですね。
今使っているシューズも見直してみてご自身に合ったシューズが見つかるといいですね。
いかがだったでしょうか?
来週は、バレエスタッフからの回答をご紹介いたします。
お楽しみに♪
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