バレエQ&Aコーナー46【足の疲れの取り方】前編

レッスンの日の夜は足がだるい感じがあり眠れない時があります。
特にリハーサルなど長時間のレッスンの日は膝から下、特にふくらはぎあたりが、筋肉痛とはまた違う痛みで、力が入りにくい感覚です。
同じように感じる方はいますか？
頑張った証拠と思っていますが、疲れが出ないようになればと思っています。

あこ様、はじめまして。
私は週1回、仕事帰りにレッスンに通っています。

立ち仕事ということもあり、夜に足がだるくなったり、力が入りにくい感覚はよくわかります。
仕事の帰りのレッスンは普段のバレエシューズがきついこともよくあります。

そのためレッスン前の各自で行うストレッチでは仰向けになり、タオルやストレッチバンドを使って片脚づつ上げて、腿の裏やふくらはぎをゆっくり伸ばします。
痛いですが固まっていた筋肉を伸ばし、下へ溜まった血液をすっきり流すイメージでストレッチをすると気持ちいいです。
そして腿から足先や足の裏をしっかりマッサージしてほぐします。
レッスンが始まる前にこれらの準備をする時間がある時とない時でレッスン後の足の疲れが違う気がします。

帰ってからも夜、歯を磨きながらふくらはぎを伸ばすストレッチをしたり、面倒でもなるべく湯舟につかってリラックスするようにしています。
ストレッチすらしたくない、シャワーで済ませたいくらい疲れている時は足元をクッションなどで高くして寝ます。
それだけでもだるさは軽減されますのでやってみてください。

私もリハーサルが長く続く時は、足がだるいです。
疲れがたまってて、肝心な本番の日が一番だるい時もあります。

待ち時間がある時には、足を壁に着けて高くして少し仰向けになったり、トゥシューズを一度脱いでツボ押しやローラーで足の裏をほぐします。
夜寝るときも足を高くして寝ます。
疲労回復にはアミノ酸が効くのでサプリを飲んだりもしています。

頑張った分、足に疲れはきますが、踊りに影響しない様、ケアしながら一緒に頑張りましょう。